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今回は、常念岳へ登る前日に泊まった宿の話です。

常念岳の一の沢登山口から近い宿をネットで探したら、登山口まで40分の素泊まり5000円(ダブル)のホテルを予約できた!・・・までは良かったんですがね、そのホテルが実は最悪だったんですよ。
あまり細かい事を書くと、地元の方にすぐバレそうなのでアレなんですが・・・(;^ω^)

(外見は古い〇〇ホで、幹線道路からバッチリ見える場所に建っている)By安曇野

〇〇ホっていうのは、予約の際に承知してはいたし、下手なビジホや民宿よりも○○ホの方が設備が整っていることも多いし、なんせキャンセル料が当日発生なので、気が楽!

むしろラッキー!と予約をいれたんですが・・・まさか最悪の一夜を送るとは・・・(´;ω;`)ウゥゥ


まず・・・
夕方に到着して部屋に入ったら、部屋が暑い!でもその日は凄く暑かったので当然な訳で、さっそくエアコンを探がす。が、そのエアコンが、

致命的に古いかった!

スキー場や避暑地の宿に泊まると、寒冷地ならではの、床に近いヒーターです。
ダイヤルを回したり、ごついボタンを押すと温風が出てくる、ヒーターメインのヤツです。

そう、その機械から冷風が出るのはいいのだけど、それが中途半端に冷たいんです。
そのヒーターの機械の上に、小型の安そうなサーキュレーターが置いてあり、ベットの近くにも扇風機が置いてある。なぜそんな物が置いてあるのか・・・もう嫌な予感しかしません(≡ω≡.)



案の定、夜の9時でそろそろ寝るか…という時間になっても、あまり涼しくならず寝付けない。
明日は、標高差1200M以上ある登山なのに・・・


しかもここで旦那さんが、トドメを刺してきた。
「耳栓・・・車の中に忘れた」

オイ、何度目だその言葉!!!←車中泊でもよく忘れている(*`Д')


私のイビキか?と思いきや、壁掛け時計の針がチクタクしてうるさいくて眠れない、と。

仕方なく、片方の耳栓を貸してあげる。が、やはり今度は私が眠れなくなった。
所詮、片方だけじゃ効果は無く、片耳を布団に沈めて音をなんとか消そうとした。

チクタクチクタク・・・・

室温はやっと寝れるレベルまで下がった物の、時計がうるさくて眠れない。
今時こんな秒針がうるさい時計って・・・?(嫌がらせか!?)

旦那サンも同様に寝付けないようで、何度も寝返りを打つ。
が、ダブルベッド(クイーンサイズ)なので、その振動が伝わってその度に私も目が覚める。


何時だろう?

ついに耐えられなくなって、私は備え付けのバスローブ型のパジャマを脱ぎ、それを薄い絨毯の床に敷いた。。そして、旦那サンからも同じパジャマをはぎ取り(いや~ん)、私は持ってきたTシャツを着る。さらに、半渇きのバスタオルを小さく畳み、床に広げたパジャマに並べた。


こうなったら床で寝る!!!



ホテルで、床で寝るって、なんなん?wwww

人生初ですよ( ;∀;)

ああ、やっぱり寝袋持って来れば良かった・・・と心底思いました。


結局その後も全然熟睡できず、おまけに体も痛くなる有様。
4時にスマホに起こされました(´;ω;`)ウゥゥ




ここで教訓:
①あまりに安いホテルには何かある。(設備面で不備がある可能性大)
②車に寝袋を積んでくる(煎餅ふとんで重くて寝れない時にも有効)
③旦那サン用の耳栓も用意しておく(自分の安眠の為に!)
④登山前のダブルベットは厳禁(振動が伝わって睡眠の障害になる)


次回から絶対そうします(めちゃ安宿では)


長野も今年は異常な猛暑で、冷房が追い付かないのか?○○ホを選んだ我が家が悪かったのか。
もともとこのようなホテルは、滞在時間が短いことを想定ているので、ちゃんと寝たい人向けではないのだろう。きっとそういうことだろう・・・( ノД`)シクシク…



こんな寝不足な状態で、山小屋までたどり着けるのかどうか・・?途中で熱中症になってしまうんじゃないか・・・?フラフラでケガして遭難・・なんてなったらもう最悪だ。
そんな限りなく不安な山行が始まるのだった。




続きます☆彡



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